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雑記

子供と犬のふれあいにおける注意点

子供と犬をふれあわせたいと考える親は多いと思いますし、SNSやテレビなどでもそうしたシーンはよく見かけます。

ですが、犬のボディランゲージが見れるようになると一見微笑ましそうなそのシーンの多くはまったくそのようなことはなく、むしろいつ恐ろしい事態が起こってもおかしくないと冷や汗を流すこともしばしば。

実際に犬が子供を噛んで悲惨なニュースとして取り上げられることも少なくありません。

しかし、それは決して犬が悪いわけでも子供が悪いわけでもなく、適切な対処をしなかった双方の管理者に責任があります。

家族で飼っている犬と子供という関係であれば、その状態を管理する親が適切な介入ができていれば防げる不幸です。

では、子供と犬とのふれあいにおいてどのようなことに注意していけばいいのかについて簡単にお話します。

犬のボディランゲージを読めるようになろう

まず大前提として犬のボディランゲージを読めていれば、悲惨な事故が起こる前の段階で子供と犬との間に介入することで事故を防げます。

しかしほとんどの場合ボディランゲージを読めていない、もしくは嫌がっていることをなんとなく理解したうえでそれを無視して楽しんでいたために、犬が最終手段である攻撃(噛む・歯をあてる)という行動をとってくるのです。

まずはなによりも先にボディランゲージを読んで犬の心理を理解できるようになってほしいと思います。

犬のボディランゲージを読める・理解できるということは犬の気持ち、すなわち犬語を理解できるのと同じことです。

とはいえ、犬の気持ちは犬自身にしかわかりませんから100%ではありませんが、それでもポジティブなのかネガティブなのかフラットなのか…はたまた葛藤しているのかといった状態を読み解くことができるかそうでないかは大きな差があります。

絶対に子供と犬だけにしない

いきなりボディランゲージが読めるようになるわけではありませんが、それでも意識して犬の様子を観察するようにすると少しずつ見えてくるようにはなります。

そしてここで重要なのは絶対に子供と犬だけにして目を離さないことです。

目を離していなくてもただ見ているだけでは目を離しているのと同じですので注意してください。

大事なのは犬が不快感を示しているかそうでないかをよく観察し、気付き、適切に介入すること。

しかしそれは子供と犬だけにして目を離している状態であれば不可能ですし、ただ見ているだけで何もしないのも違います。

管理者としての責任はただ見守るだけではなく、観察し適所介入することで子供と犬の安全を守り事故を防ぐことです。

それが大前提ですので絶対に子供と犬だけにしないようにしてください。

噛んでないから嫌がってないではない

子供と犬をふたりきりにして見ていなかった…というケースはもちろんあってはなりませんが、どちらかというとその様子を見ていながら何もしなかったというケースのほうが多いのではないでしょうか。

実際、SNSなどでは子供と犬を動画で撮影し微笑ましい風景としてアップされているのが日常です。

決してそれ自体が悪いわけではありませんが、問題なのは明らかに犬が不快を示しているのに無視して笑っている管理者の状態にあります。

犬のボディランゲージはとても小さなサインの積み重ねからひと目で誰もがわかる大きなサインへと移行していきますが、確かに慣れないうちは小さなサインは見逃してしまいがちです。

ですが、明らかに危うく大きなサイン(唸る・歯をむき出している・くじら目など)を出しているにもかかわらず、それを無視するというのは大きな問題です。

そしてその結果が「噛み付く」「歯を当てる」という犬にとっての最終手段や警告の行動をとります。

そこまできて初めて人間は「問題が起こった」と認識し、口を揃えて「犬が突然噛んだ」「いつも噛まないのに噛んだ」と犬を悪者にする様子が目立ちますが、果たして本当に悪いのは犬の方でしょうか?

これはボディランゲージとその意味を理解していないからだとは思いますが、犬が噛みつかなければ嫌がっていないと考える人は少なくありません。

しかし、実際は犬は目・舌・口・眉・耳・しっぽ・足の向き・体の向き・筋肉の全体の硬直など体全体を使ってサインを出しています。

それでもなお無視され続けるため、その不快な環境を変えるために犬は必死で噛むという強い手段を使ったにすぎないのです。

犬のサインを無視することは子供も犬も不幸である

当然子供はそれによって傷つき犬に対して恐怖心を抱くかもしれません。

一方で犬の方も不快なことをする「子供」に対して良くな印象を持ち、小さなサインで「嫌だ」という不快感が伝わらないことを学び今後は最初から大きなサインでそれを伝えるようになるかもしれません。

これは両者にとってとても不幸なことではないでしょうか。

こうした自体を防ぐためにも管理者(親)がすべきことは小さなサインに気付き、犬が攻撃しなければならない状況を未然に防ぎ子供が怪我をしないよう双方を守るために介入すること。

それが子供と犬をふれあわせるうえでできるだけ双方の不幸を防ぐためにできることです。

まとめ

犬はとても優しい生き物なのはみんながなんとなく感じていることだと思います。

しかし、その優しさ寛大さに甘え犬の気持ちを蔑ろにしてしまっているかもしれない、ということにもどうか一度意識を向けてみてください。

子供と犬とのふれあいは確かに微笑ましく映るでしょう。

それを幻想にせず子供も犬も双方がポジティブな時間として過ごせるためにも、犬のボディランゲージを少しずつでいいので学び理解を1つでも多く増やしてほしいと思います。

犬のボディランゲージを勉強してみたい方は、ボディランゲージを科学的な眼で読めるドッグトレーナーからぜひ教わってみてください。

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